賢い主婦の家計やりくり術
家づくりを成功させるために、大切な要素のひとつが資金計画です。
見通しが甘かったり、家計的に無理があったりする資金計画で家を建てると、ローン返済に苦戦する恐れがあります。
マイホームを手に入れたから他の贅沢を我慢するのではなく、マイホームで季節ごとのイベントを楽しんだり、旅行に出かけたりして、ゆとりのある生活を送りたいですよね。
無理のない資金計画を立てるには、まず家づくりにかかる費用を知ることが重要です。
土地の購入を含めて注文住宅を建築する場合、主に下記の費用がかかります。
・土地取得費用
・建物建築費用
・諸経費
土地取得費用には土地代だけでなく、上物があればそれの解体費、地盤が弱い場合は地盤改良工事がかかります。
建物建築費用は建物本体費用と、外構や水道・電気の引き込み工事をする付帯工事費などです。
諸経費は土地や建物の取得時にかかる不動産取得税や登録免許税、不動産会社への仲介手数料、住宅ローンの手数料などで、住宅購入費の10%~20%程度が目安です。
土地や建物の建築費以外にもさまざまなお金がかかることを、しっかり把握しておきましょう。
家づくりにかかる費用を把握したら、家づくりにかけられる予算を検討します。
一般的に無理のない住宅ローンの返済額の目安は、「年収の5~6倍以内」とされています。
例えば年収が600万円の場合、3000~3600万円が借入上限額の目安です。
ただし家族構成や借入する方の年齢、ライフプランなどお客様の実情によって負担のない返済額は異なります。
現在賃貸に住まわれている方は支払っている家賃を目安に、家計や車などのローン、教育費等を含めながら、無理のない返済額を検討しましょう。
借入額の目安を把握したら、頭金として支払う額を検討します。
一般的に頭金の目安は、住宅購入額の10~25%です。
現在の貯蓄額すべてを頭金に充ててしまうと、万が一の事故や病気の際に生活に支障が出る恐れがあるため、給与の5か月分程度の貯蓄は生活防衛費として残すのが大切です。
三益建築工房では住宅ローン会社選びでお困りの方に、ローンサポートも行っております。
はじめての家づくりを資金計画から丁寧にサポートしますので、マイホームを手に入れた後も豊かな人生を送りたい方はぜひ弊社にご相談ください。